「肌断食」。
スキンケアに関心がある人であれば誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。
そもそも肌断食とはなんでしょう。
一般的に普段の食生活を見直し、固形物の摂取を一切断ち、酵素や水などのみをとるようにすることを断食と
呼びますが、
臓器が休まる。
腸内環境が良くなる。
排泄機能が高まり、体内の老廃物が除去される。
新陳代謝が高まる。
などの効果が期待できます。
同じようなことを肌においても行おうというものが肌断食です。
毎日のスキンケアを休め、肌本来の力を引き出し、肌の調子を整えようということです。
今回はそんな肌断食の具体的なやり方や頻度、注意点についてまとめていきます。
肌断食ですること
では具体的な肌断食ですべきことをまとめていきます。
・普段しているスキンケアを休む。(化粧水、乳液、クリーム、パック等)
・化粧を控える。
・洗顔料は使わず、水やお湯のみで行うか無添加の石鹸や天然由来の石鹸で洗顔する。
・乾燥がひどい場合はワセリンを塗る。
上記したようにやることはシンプルです。
日頃しているスキンケア、洗顔料をやめ、水やお湯のみか無添加の石鹸で洗顔し、乾燥がひどい時のみワセリ
ンをつけ、肌に対してなるべく余分な刺激をさけることを意識しましょう。
また、化粧をされている方は当然おとすことができないので控えるようにしましょう。
おすすめの天然由来の洗顔石鹸は下記のリンクからみれます。
肌断食の具体的な効果
肌断食の主な目的ですが簡単に言えば
肌本来のバリア機能を引き出す
ということです。
普段、肌に対して良いスキンケアを行なっていけば自ずと肌の調子は良くなるでしょう。
しかし、時間が経つにつれ、肌に対するスキンケアの効果が薄くなってきてしまいます。
肌が強いスキンケアに慣れていってしまうためです。
また肌のバリア機能もスキンケアに任せて機能しなくなっていってしまいます。
肌は本来、スキンケアに頼ることなく、皮膚を外部からの刺激や細菌から守る力があります。
その本来の力を引き出すため、また日頃のスキンケアの効果をより一層高くするためにも肌断食は良いとされ
ています。
経過と最適な頻度
肌断食は普段しているスキンケアをやめてしまうのでもちろん肌にも影響が出てきます。
では肌断食をキッパリ行った場合の具体的な経過、成果をまとめていきます。
<1週間目> 肌の調子が良くなる。
<〜1ヶ月> ニキビなどができ、肌荒れが起こる。
<〜3ヶ月> 皮剥けや角栓が増えてくる。
<〜8ヶ月> 炎症が起こったりする。
<〜1年> 肌の調子が良くなっていく。
上記したように完全な肌断食を行い、成果を出すには一年以上かかります。
女性の方は化粧ができなくなってしまったり、成果も出ずらいのでモチベーションが保てず、ここまで完全に
肌断食ができる人は少ないかと思います。
また、いきなり始めてしまうと肌への影響も大きくなってしまいます。
そのため最適な頻度は週1、2回です。
週末や仕事、学校が休みの時だけとすれば化粧をすることもなく、肌断食を行え、また長続きすると思いま
す。
肌断食はほどほどに週末などに行いましょう。
まとめ
肌断食は肌本来のバリアの機能を上げるため、肌にとってとても良い効果をもたらしてくれます。
しかし、効果が出るまでには肌荒れなどもおきてしまいます。
肌荒れにも重度のものであると逆に悪影響となってしまっているため、中断することをお勧めします。
最適なのは週1、2日行うようにすることです。
だんだん肌に肌断食を慣らしていき、スキンケアを休ませる日をつくってあげることで肌の機能を向上させる
とともに普段のスキンケアの効果も高めることができます。
できる範囲でほどほどに行なってみましょう。
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